コンサドーレがエスパルス相手に8-0の歴史的大勝 ケチャドバの真因を探る

公開日: : 最終更新日:2019/08/19 Jリーグ , ,

他会場の「清水0-8札幌」という試合結果を見た他サポはきっと、目を疑ったんじゃないでしょうか。

それなりにサッカー詳しい人なら、「序盤に一発退場でもあったのかな?」とか勘繰るかもしれませんが、90分間ずっと11人対11人で戦った結果がこのスコアとなりました。

何故こんな大差がついたのか、ひとつひとつのゴールシーンを解説しながら、振り返ります。

前半の内容はそこまで差がなかった

子どもを隣の部屋で寝かしつつ、ビール飲みながら清水対札幌をDAZN観戦。

チーム内得点王のアンロペは負傷離脱中。ボランチは深井ではなく荒野がスタメン。右WBもルーカスではなく白井がスタメン。シーズンの前半戦とは「序列」が完全に入れ替わったポジションが複数あるのが興味深いかと。

前半は札幌が2点リードで折り返しました。

序盤の札幌は、いつものDF陣のやらかしから相手のショートカウンターを喰らうシーンがあって、結構冷や汗もんでしたが、相手の決定力不足に助けられた感がありました。

正直、前半の内容を見ている感じだと、ここまで大差が付く結果になるとは思いもしませんでした。そういう意味では清水の監督も言っていた通り、後半立ち上がりの進藤の3点目が、相手の心を打ち砕いたのかなと。

試合結果↓

まずは先制点から解説。

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前半10分 清水0-1札幌 チャナティップ

ミシャサッカーのひとつの武器である、サイドチェンジが効果的だった先制点。

相手の4バックに対して、前線に5枚張るミシャシステムは逆サイドのWBが1枚あまるんですよね。それを上手く使った形。

チャナティップの、こぼれ球に対してキックフェイントで剥がす「余裕」が素晴らしい。

前半24分 清水0-2札幌 ジェイ

これもミシャシステムに対して4バックが論理的にカバーしきれないのが、目に見えてわかるシーンです。

チャナティップの持ち上がりに、左WB菅が追い越して左の広大なスペースに走り込んで、1対1を仕掛けるシーン。相手が5バックで対策してこなければ、両WBが好き勝手に仕掛けられるんですよね。

菅の「抜け切らないうちにクロス上げる」ずる賢さも光りました。DF2人に挟まれながらもヘディングで競り勝つジェイのフィジカルの強さも際立ちました。

ジェイがいつもの「ついてない日」だったら、絶対に入らない難易度高めのゴール。

後半4分 清水0-3札幌 進藤亮佑


後半からはシステム云々ではなく、個の力で圧倒するゴールが続きます。

清水MFヘナトってフィジカル強めなイメージあるんですが、そのマンマークをなぎ倒してダイビングヘッド決める進藤の体幹は、まさにワールドクラス。あんなにユニ掴まれて、身体抱えられてたら普通決まらんよ。

進藤がゴール決めた後、進藤の脇を無表情で並走する宮澤キャプテンがシュールすぎるw

後半12分 清水0-4札幌 鈴木武蔵

武蔵が個の力でもぎ取ったゴール。

GKからのロングフィードにジェイが競り勝って武蔵に落として、武蔵がドリブルで仕掛けて、跨ぎフェイントで相手DFを翻弄し、抜け切らずにミドル炸裂。またも利き足でない左足でのゴール。武蔵がペナルティエリア外からゴール決めたの初じゃね?

後半20分 清水0-5札幌 ジェイ2点目


チャナティップのスルーパスに対するジェイのファーストタッチに注目。相手DFからボールを遠ざけるようにかなり斜め左側に置いているのよね。あれで相手DFがスライディングしてきても届かない位置でシュートのインパクトできるように工夫してる。これも簡単そうに見えて、ジェイの技術が凝縮されたゴール。

後半24分 清水0-6札幌 ジェイ3点目


これが8得点のうち、唯一「イージーゴール」と認定しても差し支えないゴールかと。

清水DFの戻りがかなり疎かになってて、4バックのシステムの欠陥とかそういうレベルではなく、清水が数的不利w でも途中交替で入った中野がしっかりゴールに絡む働きをしてて素晴らしい。

後半39分 清水0-7札幌 福森晃斗


これは、今節のベスト5ゴールに間違いなく選ばれるでしょ。

壁のスペースを開けて、GKの死角を作らないように清水は壁を作ってましたが、それが裏目に出た格好。福森のキックの精度とスピードを持ってすれば、あの壁のスペースは「決めてください」と言っているようなものです。

後半45分 清水0-8札幌 チャナティップ2点目


これも難易度高いニアぶち抜きゴール。ドフリーではあるけど、あれをニアハイの枠に打ち切るチャナティップの凄さよ。

途中交替の岩崎悠人がアシストしたのも、札幌としては良かったんでないかと。

戦術で獲った前半2点 個の力で獲った後半6点

総括するなら、ミシャシステムと4バックとの相性の良さで獲った前半の2点、個の力で圧倒してもぎ取った後半の6点、と解釈することができるんでないかなと。特に後半頭の3点目で清水の選手の心が折れて、あとは天皇杯から中2日だった清水の選手たちの足が止まって、1対1で踏ん張れなくなったのも遠因と言えるかと。

最後に、ミシャの試合後のコメントを紹介しておきます。

8-0で大勝しましたが、われわれが手にしたのは3ポイントだけです。いま私が思っているのは、次のゲームは危険だなということです。私はJリーグで14シーズン目ですが、日本人選手のメンタリティーは理解しているつもりです。この勝利を選手たちがどう捉えるのか、そこを心配しています。

全体のハイライトはこちら。

こんなに良い試合をしたのに、札幌が主役にならないヤフトピのタイトル。。

子育てのため、当分DAZN観戦が続きます!


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村上アシシ
村上アシシ

1977年札幌生まれ。職業は経営コンサルタント・著述家。「半年仕事・半年旅人」のライフスタイルを2006年から継続中。南アW杯出場32カ国を歴訪した世界一蹴の旅を2010年に完遂。サッカー日本代表を追いかけて世界中を旅してます。Jリーグではコンサドーレ札幌のサポーター兼個人スポンサー。詳細のプロフィールはこちら

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