イラン戦の翌日、U-21日本代表の練習を見学してきました。
練習グラウンドのクラブハウスは中東っぽい外観でした。
どうやってこの練習会場まで辿り着けたかというと、前日の日本対イラン戦の前、同じ会場で豪州対クウェートの試合が開催されていたのですが、その試合中に暇を持て余したサポ仲間が、スタジアムをぐるっと回ってきたらしく、その際に現地スタッフから「メディアガイド」なる冊子をもらってきたとのこと。
そのメディアガイドをパラパラめくってみると、日ごとに変わる16カ国の代表の練習会場が一覧で載っていました。しかも各代表が泊まるホテルまで書いてあるシロモノでした。そんなガイドを一般の来場者に配るオマーン人スタッフ、恐るべしw
練習会場に30分前に到着し、先にグラウンドに入って横断幕を張って、選手たちを出迎えました。
練習道具を自ら運ぶ手倉森監督。
「頑張ってください!」と声をかけると、「今日は頑張らないよ」という返事。さすが手倉森監督、サポーターとのやり取りでも言葉遊びしてくれますw
選手たちがグラウンドに入ってくる時に、声掛けと写真撮影を同時にこなすのは骨が折れますw
グラウンド奥にそびえ立つ岩山が何ともオマーンっぽい景観。
中1日で試合が続くため、イラン戦スタメンだった選手はストレッチ中心のメニュー。
札幌のDF奈良選手は腰を痛めているようで、別メニューでした。
イラン戦でベンチスタートだったメンバーが鳥かごする様子。
僕一押しの札幌FW荒野拓馬選手中心の写真となってしまい恐縮ですw
iPhone5sのパノラマ機能でグラウンド全体を撮ってみました。
練習の終盤に、前日3失点したCBコンビ、西野と植田は監督と3者面談していました。
監督の身振り手振りを見ていると、片方がハイボールを競った時の、もう片方のカバーリングのポジションを入念に指示していたように見えました。
攻撃はなんだかんだ言って、連携の練習をしてなくとも、各人のインスピレーションや個人技で点が入ったりするもんですが、さすがに守備面は個人技に頼るわけにもいかず、たくさんの決まり事や役割分担をDF陣に短い時間で詰め込むのはとても難しそうだなと実感した次第です。
練習終了後、バスに乗り込む前に荒野選手を捕まえて記念撮影。
写真撮影をお願いしたら「奈良と3人で撮った方がいいですよね?呼びましょうか?」と気を使ってくれたのですが、さすがに怪我で別メニューの選手を呼び出すのは気が引けたので二人で撮りました。弾幕の話になっても「本当に嬉しいです。力になります」って心こめて言ってくれて、サポーター冥利に尽きます。
他にも大分のサイドバック、松原健選手とも話ができました。イラン戦では後半途中から投入されて、終盤にオーバーラップからの惜しいクロスがあったんですが(クロスがDFにインターセプトされた奴、それが抜けてたらほぼ一点ものだった)、「あのシーン惜しかったね。その前に受けたスルーパスがちょっと長すぎたよね」と声をかけると、「いやあれは僕のミスです。もっとふんわりクロス上げないと」と反省しきりでした。
「自分、一昨年UAEであったU-19AFC選手権にも来てたんですよ」と声をかけると、「覚えてますよ。その時も白い恋人のユニ着てましたよね?」という返事。結構覚えててくれるもんですね!
こうやって選手と密接にコミュニケーション取れるのが、アンダー世代の国際大会に現地参戦するメリットだと僕は思います。
ということで、U-22アジアカップの第2戦クウェート戦は1月14日25時(15日午前1時)、CSのテレ朝チャンネルで生中継です!平日深夜なので厳しいかもしれませんが、CS契約している人は是非テレビ越しに応援してください!よろしくお願いします!