2月9日、ボーフム対ケルンの練習を見終わった後、ドイツ対イタリアの親善試合を観に、ドルトムントまで足を運びました。
ドーハの時から仲良くさせて頂いてるチョン・テセが、スタジアムには行かないけどドルトムントのバーで試合を見るということで、一緒に夕飯を食べた後、スタジアム近くまで彼の車に乗せていってもらいました。
ちなみに、彼とこんな形でお近づきになれたのは、何を隠そう、ツイッターのおかげなんです。
今まで、相馬崇人やカレンロバートと現地で食事をご一緒させて頂いたことはありましたが、基本的には知人の伝手で紹介してもらう形。
ただし今回は、知人を介してではなく、アジアカップの開催地ドーハでテセの呟きに何度も絡み、しまいには「宿泊先のシェラトン行くんで、サインください!」って呟いたら、「ロビーで待ってマース」と返信が来て、こんなネタをゲットできてしまったわけで。
彼に「世界一蹴の旅」書籍をその時にプレゼントしたんですが、今回会った際、既にテセは読み終えていて、「とても面白かったですよ。すいすい読めちゃいました」とお褒めの言葉を頂きました!
ワールドカップに出場経験のあるプロサッカー選手も絶賛のこの書籍、好評発売中です!ヽ(゚◇゚ )ノ
とまあ、本の宣伝はこれくらいにしておいて(笑)、ドイツ対イタリアの親善試合観戦レポートいきますよー。
観戦チケットはバックスタンド2階席で35ユーロ。
このドルトムントのヴェストファーレンシュタディオン、5年前のドイツワールドカップで日本代表がブラジル代表に1-4で敗れ、中田英寿の事実上の引退試合となった試合の会場なんです。
当時、キックオフ前にブラジルサポと撮影した写真。5年前のブログはこちら。
当時座った席を思い出しながら、大体同じ席に座ってみました。
ちょっと感慨に浸りながら、親善試合を観戦。
この位置から見るゴール裏はこんな感じ。
2006年ドイツワールドカップでは、プラスチックのコップのデポジットは1ユーロでしたが、2011年現在、1.5ユーロに値上がりしてました。
コーラの金額5ユーロ。コップを返却すると1.5ユーロ返ってくるので、コーラ自体の金額は3.5ユーロ。
へー、ドルトムントの選手の顔がそれぞれデザインされてるんだーと感心してたら、ふと気付きました。
「ってことは、香川真司バージョンもあるんじゃね?」
ということで、売店のお姉ちゃんに無理を言って探してもらったら、ありましたよ!
なぜしかめっ面www これは1.5ユーロ以上の価値があるシロモノかと!
来週またこのスタジアムにドルトムント対ザンクトパウリを観に来る予定なので、次回は5個くらいガメってこようと思いますw
で、ハーフタイム。1階席でやたらと写真撮影をお願いされている人物を発見。カメラでズームで撮ってみると、、、
なんとドルトムントのクロップ監督!
これは一緒に写真撮らねば、ということで、ハーフタイムに突撃!
難なく記念撮影に成功!
試合は結局、1対1の引分けに終わりました。いつもの通り、試合内容の詳細は割愛!
ドルトムントから宿のあるデュッセルドルフまで、深夜の各駅停車の電車に乗ってる最中、引分けに終わったドイツサポとイタリアサポと仲良く、宴会しながら帰ってきました。
それぞれの代表のエンブレムを誇らしげに見せるイタリア人、ドイツ人。
イタリアのエンブレムには4個、ドイツのエンブレムには3個の星マークが付いています。これはワールドカップに優勝した回数を表しています。当然日本代表は0個。
日本代表サポーターとして、なんか羨ましいという感情を通り越して、ちょっとした絶望感を感じてしまいました。。
だって僕らにとって、ワールドカップというのは、自分の生涯のうち一度でも優勝できれば、それはとてつもない偉業なのに、彼らの応援する代表はもうそれを3回も4回も経験してるわけで。
なんなんすか、この差は・・・。_| ̄|○
このドイツの地で、圧倒的な歴史の「差」を実感しました。
1時間半に渡る宴会で、瓶ビールがどんどんあけられていきました。
彼らに追いつくことは到底できませんが、僕もいつか、日本代表のエンブレムに星が付くのを見届けたいなと。その記念すべき日を迎えるまで、死ぬわけにはいかないなと。。
そんなことを思いながら、宿に着いたのは午前2時近く。欧州各国の歴史の重さを思い知らされた夜でした。