ミスが失点に繋がった堀米悠斗に真っ先に歩み寄ったのはあの選手でした。【札幌対東京V 現地レポ】

今日は明治安田生命J2リーグ第6節、コンサドーレ札幌対東京ヴェルディを観に札幌ドームに行って参りました。

札幌対東京Vヴェルディのサポーターはビジター席で試合前に円陣を組んでました。札幌対東京V札幌のホームゴール裏札幌対東京V選手入場時 札幌対東京V今日はとっくんこと、都倉賢がキャプテンをつとめてました。札幌では初かと。

試合前にこんなツイートをしたんですが、

前半はその予想が的中し、全く見せ場なしの0-0。

後半15分に、札幌のボランチ・堀米悠斗が中盤のパス回しでボールを失い、ヴェルディにショートカウンターを喰らってあっさり先取点を献上。

チーム全体が下を向く感じの残念な失点の仕方でしたが、落ち込んでいる堀米に真っ先に声をかけにいったのは、古田寛幸でした。その後キャプテンのとっくんも頭をポンポン叩きにいき、切り替えを促していました。

その後、後半25分にウイングバック古田がサイドから中にドリブルで切り込み、中央のとっくんへパス。とっくんがそれをダイレクトで前線にループパス。それをナザリトがDFを背負いながらハーフボレーでゴール。1-1の同点に追い付きました。

札幌対東京Vこの3人の連携で取ったゴールでした。札幌対東京V今日は週末なのに観客動員数、1万人越えならず。札幌対東京Vキャプテンマークを巻いた都倉賢。

試合はその後スコアは動かず、1-1で試合終了。勝ち点1を分け合う形になりました。札幌対東京Vスタジアムを一周して観客に挨拶をしている時、背番号31の堀米悠斗は毎回深々と頭を下げていました。

前々節の大宮アウェイ戦でも、堀米のボールロストからピンチを招き、パウロンが決定機阻止で一発退場してたので、さすがにこのミス連発は苦しいところですが、バルバリッチはそれでも彼を90分間フル出場させていたし、ユース上がり3年目の若手を育てようという意思を感じます。

第6節を終えて、2勝2敗2分けの五分の戦績。

相変わらず、FWナザリトのフィジカル頼みの糞サッカーというスタイルは変わりないですが(ナザリトは6試合で5得点)、唯一の希望は右ウイングバックの古田寛幸でしょうか。攻撃の起点がほぼ彼の仕掛けに依存しているように思います。

守備面で難ありの選手なので(前節京都戦は彼のファールで与えたFKを決められた)、もう1列前のシャドーで使ってみるのもありかもしれません。U-22日本代表の招集で離脱していた荒野も戻ってきたことですし。

とにかく、司令塔の小野伸二が復帰する夏までは、ユース上がりの若手の成長を待つしかないのかなと。今日も試合後、メインスタンドからいくつか野次が飛んでましたが、サポーターも我慢の時期かもしれません。

ここら辺の戦術的な話については、4月19日のホーム水戸戦の後に開催する講演会の場で、ゲストの曽田雄志氏に解説してもらおうと思っています。興味のある方は是非足を運んでください。詳細はこちら

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村上アシシのプロフィールはこちら。(先日更新しました)


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