中田英寿&長友佑都が出場したペルージャでの慈善試合観戦レポート

今日のブログは写真24枚も使って、超長編です。心して読んでくださいw

5月23日は中田英寿や長友佑都が参加する、ペルージャでのチャリティーマッチを観戦しに、ミラノから陸路でペルージャに向かいました。

途中で鉄道のストライキに直面し、聞いたこともない駅で降ろされましたw

テロントラ?で強制的に降ろされた乗客がホームにごった返す、の図。

無事、各駅停車の電車に乗り換える事ができて、1時間遅れでペルージャに到着。ホテルにチェックインして、ミラノから同じ電車で移動してきたジャーナリストの方々のタクシーに便乗させてもらって、いざスタジアムへ。

難なく観戦チケットゲット。ゴール裏5ユーロ、メインスタンド10ユーロという価格設定でした。僕はメインを選択。

スタジアムの係員がこのチャリティーマッチのTシャツを着ていたので、一緒に記念撮影。

Tシャツをズームで撮影。なんか北海道と本州がくっついてるんですが!道民としては許せないデザインwww

スタジアムの周りでは日の丸と共に、「Forza Perugia」と書かれたカッコいいデザインの旗も売られてました。

試合は18:30からと聞いてたんですが、実際行ってみると、18:30からはペルージャ市長らおっさんらが出場する前座の試合で、ヒデ&長友らが出る本番は20:30過ぎから、ということを他の記者の方から聞きました。

ということで、本番キックオフより3時間以上も無駄に早く来てしまった僕は、スタジアム見学をしてみようということで、ゴール裏に入ってみました。

立ち見席のゴール裏に立ちはだかる鉄格子が物々しい。。

ここは刑務所ですかってくらいに、厳重な柵でしたww

ジェノヴァのスタジアムに行った時(当時のブログはこちら)もそうでしたが、とにかくイタリア人サポーターってお行儀が悪いんだなと実感。

メインスタンドの方に来てみました。まだピッチはガラガラ。

その後、18:30からおっさん達の試合が始まったんですが、「これなら俺も出場したい!」という欲求にかられる程、低レベルの試合だったんで、気分転換に外に出て、スタジアムの入口でヒデの入り待ちをすることにしました。

田舎のスタジアムなだけあって、駐車場のゲートは手動式でしたw

入り待ちをしていると、なんかどこかで見たことのあるデザインTシャツを着ているイタリア人を発見!

僕の知人が南アW杯のために作成した記念Tシャツを発見!

「どこで買ったの?」と聞くと、「去年チュニジア観光してる時に知り合ったサッカー好きのイタリア人にもらった」と。

このTシャツ作成に関わったほんまるジャパンの皆さん、この記念Tシャツは地球規模で拡散してますよ!(≧∇≦)

その後待つこと数十分、ヒデを後部座席に乗せた車が登場!このTシャツを着ていたマウロさんがヒデの車に突撃して、激写した写真を後で送ってもらったので、それを載せてみます。

ヒデは車の窓を開けて、ペルージャのサポーターの声援に応えてました。

ちなみにアジアカップ以降にこの黒ブログを読むようになった方々はきっと知らない事実を書いてみます。

W杯出場32カ国を巡って世界一蹴をしていた頃、僕らLiberoはnakata.netでコラムを執筆していたんです!

詳細は下記リンクをご覧ください。

http://www.nakata.net/jp/football/football00001.htm

だからなんだって感じですけどね。。ヒデと面識があるわけでもありませんw

で、メインスタンドに戻ってみると、前座のおっさん試合も終わり、観客もたくさん入ってきてました。

ペルージャ外国人学校に通う日本人学生が作った「NAKATAおかえり」「長友GRAZIE」の弾幕が飾られてました。

こんな紙を持つイタリア人女性もいましたw

でもって、本番のチャリティー試合に出場する選手達が会場に入場してきました。

前座の試合でピッチにいた素人の選手やその家族が皆サインを選手達におねだりに行き、ピッチはカオス状態にw

そんな中、長友は丁寧にひとりずつ、サインに応えていました。

長友とヒデは今日、初対面だったようです。どんな会話を交わしたのでしょうか?

元ペルージャに所属していたマテラッツィやガットゥーゾもまじえて、出場選手皆で記念撮影。

試合前にミスイタリアが始球式みたいなのをして、その後黙祷。

ゴール裏はかなり人入ってました。メインスタンドも結構いて、正式発表は1万人の入場者だったそうです。

んでもってキックオフと同時にゴール裏から豪快に発煙筒が!

あれ?これってチャリティーマッチじゃなかったでしたっけ?(-∀-;)

発煙筒には音がメインのと、煙がメインのと2種類あるんですが、この発煙筒は煙メインの奴でした。

日本人の感覚としては、黙祷とかチャリティーとか言ってるのに、そこで暴力の象徴のような発煙筒をガンガン焚くイタリア人の感覚が理解できませんが、イタリア人にとっては朝起きたら歯を磨くのと同じ感覚で、キックオフの笛と発煙筒はセットなんでしょうw

試合序盤、選手達がモロ被災してましたw

かわいい子供達がいたので、パシャリ。

ゴール前に飛び込むヒデ。

長友は今週末にコッパイタリア決勝が控えてるため、前半10分程プレーして交替。マテラッツィも同様、前半25分くらいで交替。その後、二人ともロッカーに引っ込んで出てこなかったので、この日のうちに二人でミラノまで帰ったものと思われますw

試合内容は3-2でヒデが所属する白ユニチームが勝ちました。ヒデもごっつぁんゴールを決めてます。映像はこちら

さて、24枚も写真使ってレポートしてきましたが、とにかく和やかな雰囲気で試合が行われてました。

現在、ペルージャはクラブの破綻で4部リーグまで落ちてます。マウロさんに聞いたところによると、やはりこの街でもサッカー人気は凋落の一途を辿っているようです。そんな街で、日本のために開催された慈善試合に1万人もの観客が集まったのは、本当に凄いことだと思います。

この試合に参加した選手達、駆け付けたサポーターの「想い」が被災地に届くことを信じて。。

こんな長いブログ、最後まで読んでくれてありがとうございました。m(_ _)m

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