広島1-0札幌 「内容では勝りつつも勝負に負ける」試合をどう消化すべきか?

2日経っちゃいましたが、明治安田生命J1リーグ第21節、サンフレッチェ広島対北海道コンサドーレ札幌のDAZN観戦レポートを書きます。

札幌のスタメンはこちら。

荒野が累積警告でお休み。それに替わって大分戦でポストに膝を直撃して負傷離脱してた深井が2試合振りに復帰。

先月に長期離脱から復帰して3試合リーグ戦に途中出場した駒井が、また半月板損傷して手術したとのこと。完全復活は来季か。

ハイライトはこちら。

前半だけで札幌に決定機が5回あったけど決め切れず、スコアレスで後半へ。

ハーフタイムの自分の感想。

後半は相手に対策がなされて、白井の見せ場は少なくなりました。前半45分の出来を90分続けられるようになれば、代表への道が切り開かれるのかなと。

後半4分に一瞬の隙を突かれて、広島に先制を許し、それ以降は5-4-1でブロックを敷いた広島を札幌はうまく攻略できず、0-1のまま敗戦。

90分のスタッツはシュート数が札幌12本、広島5本。決定機の数でも札幌が広島を圧倒したわけですが、試合は広島の勝利。

試合後に札幌のペトロヴィッチ監督もこんなコメントを残しています。

前半に決め切れなかったことがすべてだった。あのチャンスを決め切れなければ、罰を受けるのがサッカーだ。

で、2×2のマトリクスを作ってみました。

内容の伴わないサッカーからの卒業

縦軸に内容の勝ち負け、横軸に結果の勝ち負けを置いてみました。

土曜の負け方はズバリ、②の「内容で勝るも勝負に負ける」パターン。一番フラストレーションが溜まる形で、機嫌の悪くなっているサポーターも多いです。

で、こういうストレスがたまる試合が続くと、サポーターの傾向としては「内容どうでもいいから勝てよ」となる。つまり②ではなく③を渇望するようになる。

この流れに野々村社長が警鐘を鳴らしていて、「内容が伴った試合をするためにミシャを呼んだわけで、結果が伴わなければ内容を軽視するサッカーに戻すかというとそうじゃない」的なことを各種メディアで発言しています。

そういう意味では、なんとかJ1残留を果たした2017年の時の札幌は、③と④の試合が多かったように思うんです。中盤すっ飛ばす縦ポン省エネサッカーで、内容で圧倒できなくても何とか勝ち点を拾っていくスタイル。

そこからミシャに監督が変わって、内容が伴うようになってきた。上のマトリクスでいうと、一段上のステージに登って、①と②の試合が多くなってきた。

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僕らサポーターも、一段上のステージに上がらなくてはいけない時期に来ているんだなと感じます。

一番ストレスを抱える「内容で勝りつつも勝負に負ける」②の試合に慣れていかないと、ノノさんが目指すサッカー哲学は浸透していかないと思うんです。クラブがその領域を目指すなら、僕らサポーターも同じ哲学を共有しないと、強くなれないんじゃないかなと。

バルセロナの幹部が言っていた有名なセリフに「サッカーのサポーターはスタジアムにストレスを買いに来ている」というのがありますが、J1という舞台で内容の伴った試合が出来ている現状を喜びつつ、このもどかしいストレス感情とうまく付き合っていきましょう。

次節浦和戦は札幌に帰省して久し振りの現地観戦です!



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村上アシシ
村上アシシ

1977年札幌生まれ。職業は経営コンサルタント・著述家。「半年仕事・半年旅人」のライフスタイルを2006年から継続中。南アW杯出場32カ国を歴訪した世界一蹴の旅を2010年に完遂。サッカー日本代表を追いかけて世界中を旅してます。Jリーグではコンサドーレ札幌のサポーター兼個人スポンサー。詳細のプロフィールはこちら

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