札幌1-3仙台 僕は勝敗云々よりも荒野拓馬のJ1初ゴールを祝いたい

9月14日、北海道コンサドーレ札幌はベガルタ仙台と対戦して、1-3で敗れました。

試合のハイライトはこちら。

相変わらずCKからあっさり2失点するあたり課題山積みなんですが、そんなことよりも僕は長年応援してきた札幌生え抜きの選手、荒野拓馬がJ1ゴール童貞を遂に卒業したことを素直に喜びたいと思います。多くの札幌サポーターにとっても、「待望」のゴールだったんじゃないでしょうか。

ゴールシーン↓

相手DFに当たってのゴールですが、弾道が美しすぎるので今節のベスト5ゴールに選ばれると思います。

荒野はJ2時代、4シーズンでリーグ戦計11ゴールと、MFなりにコンスタントに点を取っていたのですが、J1での4シーズンは何故かゴールに見放されてきました。

今季も7月20日の湘南戦でゴールネットを揺らすも、ジェイのポジションがオフサイドでゴール取り消しの不運がありました(下の動画の1:20からのシーン)。

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個人的な荒野拓馬の評価

荒野ってすごく人間臭いところがあって、例えば3年前のC大阪戦で相手PKの時に、PKスポットの芝をスパイクでグリグリして削っているところがバレて、反スポーツ行為としてクラブから厳重注意を受けたり、今年の川崎戦では後半ATに、早いリスタートをさせないように相手FKスポットの手前で靴紐を結び直して、相手サポーターからブーイングを浴びたり、今年のFC東京戦では激しいファウルの後に敵と味方がヒートアップしてるところに仲介するために入ったのに、自分がアツくなっちゃって、他の選手にまた止めに入られたり、とにかく敵からすると「ウザいキャラ」なんですが、味方からすると「放っておけない愛されキャラ」なんですよね(札幌サポならわかってくれると思います)。

彼がアンダー世代の日本代表の常連だった時、よく海外遠征先で雑談してた仲でした。

荒野に上げた本↓

荒野のアンダー世代の代表戦でのゴールも5年前、目の当たりにしました。そういう意味では個人的にすごく思い入れのある選手です。

当時荒野と話してた時によく聞いたのは「本当は僕はトップ下のポジションがやりたいんです」という主張。札幌ユース時代は背番号10を背負って、万能型MFとして王様的ポジションでやっていたのに、プロ入りしてからのJ2時代は器用なところを買われてサイドバックやらされたり、代表では何故かワントップをやらされたり、攻撃的MFとして2列目でプレーさせてもらえるのは数える程度でした。

今の彼がどういう志望をしているかはわかりませんが、ミシャの下ではダブルボランチの一角としてスタメンを奪い取り、生き生きとプレーしているように感じます。

野々村社長が就任当初、よく言っていたのは「サポーターはもっと、荒野拓馬みたいな生え抜きの選手について、俺たちが育てたんだ!と胸を張って言ってもらっていいんですよ」ってセリフ。

長年コンサドーレに貢いでいる僕らおっさんサポーターは、彼らユース上がりの選手が活躍したら、もっともっと無邪気に喜びましょう!

荒野選手、これからの更なる飛躍を期待しています!



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