トゥーロン国際大会決勝を観てきました。

6月1日はトゥーロン国際大会の三位決定戦と決勝戦を観に、トゥーロンの隣町、イェールまで足を運びました。

観戦チケットは2試合込みで10ユーロ。席種は一種類です。

決勝の前にオランダ対フランスの三位決定戦を観戦。

三決なだけに、どちらも控えの選手が多めにスタメンに名を連ねた模様。

試合内容は、これぞ三位決定戦といった感じの点の取り合いで、オランダが3-2でフランスを下しました。

続いて決勝はトルコ対メキシコ。

今大会、準決勝までの4試合で既に7ゴールを決めて、得点王ランキング独走状態のU-23メキシコ代表のマルコ・ファビアンに注目が集まります。

スタンドはトルコサポーターが圧倒的に多かったです。

9日前のトゥーロン国際大会初戦の日本対トルコも、ここイェールで行われたんですが、その際はほっとんどトルコサポーターいなかったのに、今日は100人以上はトルコサポーター来てました。

んでもって試合開始。

後半開始(22時くらい)のタイミングでは日は完全に沈んでました。

後半途中に、すぐそこで発煙筒が焚かれてました。

試合はメキシコが3-0でトルコを下して優勝。

いやマジで、U-23メキシコ代表の強さは異常ですよ( ̄ロ ̄lll)

注目の背番号10のマルコ・ファビアンは惜しいシュートを何本もかましましたが、今日は得点なしで、1アシストを記録。

てか、マルコ・ファビアンだけじゃないんですよ、これが。前線の選手達の連動性が半端ないです。ペナルティエリアでパスを受ける際に、後ろに目が付いてるんじゃないかって感じで華麗に「スルー」するんですよ。そしてその後ろのドフリーの選手がズドンと決めたのが、今日の先制シーンでした。

連係プレーの完成度が高すぎです。これ、メキシコ代表の五輪優勝の可能性、十分ありますよ。

あと、攻撃時は3バックで守備時に4バックに変える変則フォーメーションは、フル代表と同じスタイルを貫いていて、とても興味深かったです。これはサッカー協会主導で各年代で徹底して指導してるんでしょうかね?もしそうなら、メキシコ代表は将来的にかなり強くなるように思います。

唯一弱点を上げるとすると、カウンター攻撃を受ける際、3バックから4バックへの移行がスライド式なので、結構サイドにスペースがあるんですよね。そこを突かれると結構苦しいフォーメーションなのかなと。今日は失点しませんでしたが、モロッコ相手に4-3の打ち合いをしたのは、そういう守備の弱点が露出した結果なのかなと。

最後に、三位決定戦を終えたオランダ代表がスタンドで決勝を観戦してたので、グループステージ第2戦で僕ら日本代表のサイドをけちょんけちょんにしたFWルコキとパシャリ。

試合中なのに、気軽に記念撮影に応じてくれました。

ちなみに、「Do you remember HIGA? His position is left side back.」と聞いたんですが、「I’m not sure.」という回答。「Who is the best player in Japan national team?」という質問には「No.20!」と即答だったので、もしかするとそもそも、日本代表選手の名前を知らないのかもしれません。

ちなみに背番号20は高木善朗です。日本対オランダ戦の前にルコキと高木は挨拶してたので、同じエールディビジ(ルコキはアヤックス、高木はユトレヒト)のプレーヤーとして、気を使った上での「No.20」という回答かもしれません。名前覚えてたら「Takagi!」と回答してくれたでしょうし。

とまあ、もうちょっとルコキと話をしたかったんですが、試合中だったのでサクッと会話も終了。決勝観戦も終えて、今ホテルです。

トゥーロン国際大会も五輪シード国のメキシコが優勝という結果で幕を閉じました。日本は残念ながら8か国中7位という結果でしたが、この大会で浮き彫りになった課題を整理して、修正していければなと。

6月2日昼にパリに移動し、夜の便で日本に帰ります!明けて6月3日午後に成田に着陸して、そのままW杯最終予選のオマーン戦に行きますよ!待ってろ埼スタ!

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