9月26日にJリーグが下記のリリースを出しました。
サッカーとバスケを対象とした、新スポーツくじ「WINNER」 9月26日(月)販売開始!
独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)は、新商品「WINNER」を9月26日(月)8時から販売開始しました。#Jリーグ
詳細はこちら⏬https://t.co/MVUmZxUSwn— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) September 26, 2022
今回リリースされたWINNERというスポーツくじは、1試合限定でスコアも合わせた勝ち負けを的中させるものです。
今までのスポーツくじは、最低でも5試合の試合結果を当てなくちゃいけなくて(mini toto)、1試合限定で結果を予想して配当金をもらう形はありませんでした。
やっぱりサポーターとしては、自分の応援しているクラブが目の前で戦っているその1試合にのみ、応援も込みでベッティングをした上で、勝った負けたと共に、当たった外れたの一喜一憂をしたい、というのが本音でした。
遂にその「願望」を叶える仕組みが整ったというわけです。
スポーツ観戦とギャンブルの親和性は高い
僕は2012年ロンドン五輪の日本対スペインで、現地のブックメーカーで「日本の勝利」8.5倍に100ポンド(当時のレートで約13,000円)をぶっこんで、約10万円儲けたことがあります。
今も手書きでベットする仕組みなんでしょうか(↑)。
サッカー大国スペイン相手に大金星をあげた歓喜とともに、配当金10万円も転がり込んできて、あの試合で出たアドレナリンの量は半端なかったですw
スポーツ観戦とギャンブルの親和性ってやっぱりすごく高くて、あの体験以来、早くJリーグでもこの仕組み導入されないかなーと思ってたんですが、遂に日本でも始まることとなり、ギャンブル好きな自分としてはちょっと興奮しています。
「よし、今週末の札幌対川崎から早速、倍率高そうな札幌勝利にベッティングして、DAZN観戦を楽しもうか」と思ってたんですが、コンサルが本業の僕はふと気になった事がありました。
「僕が毎週楽しんでいる競馬の払戻率は約75%だけど、このWINNERの払戻率はどれくらいなんだろう?」
やっぱり何事もコスパって重要じゃないですか。ということで、調べてみました。
スポーツくじの払戻率はなんと約50%
総務省のサイトに載っているpdfファイルを見つけたので、貼ってみます。
まさかの49.6%。
今までのサッカーくじのレートからWINNERでレート変えますという報道が出てないため、きっと今まで通りの払戻率を継承すると思われます。
—-【(2022/09/28 16時追記】—-
このサイトにWINNERの払戻率50%と明記されてました。
—-【追記終わり】—-
つまり、札幌対川崎で合計100万円のベッティングがあった場合、的中した人には50万円払い戻されて、大元のJSC(日本スポーツ振興センター)は50万円儲けるわけです。
この条件下で我々サポーターが収支プラスにもっていこうなんて、ほぼ無理ゲーですよね。。
海外ブックメーカーの払戻率は90-98%
じゃ、海外ブックメーカーの払戻率ってどんなもんなんだろう?と思ってググってみたら、こんな記事が出てきました。
還元率90-98%という数字が出てきました。これは驚異的。
この条件なら結構な確率で、分析を頑張れば回収率100%超えを狙える水準かと思います。
この数字と比較しても、さすがにJSCの出してきている払戻率は正直、ぼったくり感が否めません。。
mixiなど民間企業のスポーツベッティング参入まで待ちが正解か
そういえばここ1~2年で、FC東京のスポンサーをやっているミクシィがスポーツベッティングに参入するってニュースを何度か見たことがありました(詳細を知りたい方は↓)。
経産省のサイトにミクシィ社長が作ったプレゼン資料も載ってますね。
JSC主導の「スポーツくじ」ではなく、海外で主流になっている民間企業主導のスポーツベッティングが今後、日本でも解禁されて、ミクシィのような企業がもっと払戻率を上げたプラットフォームを用意してくれるのではないか、と僕は予測しています。
ということで、コスパ重視の人はもうちょっと勝ちゲーにもっていけそうな払戻率設定のプラットフォームが出てくるまで待ち、コスパとかそんなの関係なしにサッカー観戦でギャンブルを楽しみたいって人は、WINNERにぶっこんでみる、こんなスタンスがいいんじゃないでしょうか。
僕はというと、とりあえず今週末の札幌対川崎は、数百円試しで買ってみて、SNS上の盛り上がりなども体感してみようと思います。
後日追記。いきなり的中しました↓
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