白血病を発症した札幌サポを見舞いに行ってきた。

知り合いが白血病を発症した。

知り合いと言っても、インターネット上で知っているだけで、面識はない間柄だった。お互いコンサドーレ札幌のサポーターとして、ツイッターで何度かやり取りした程度。

そんな彼が「白血病はじめました」とライトな感じで、病状の経緯をブログやツイッターで情報発信し始めた。それをツイッターのタイムライン上で知った僕は、何というか、どうリアクションを取っていいか、正直戸惑った。

「大丈夫?心配です」と当たり障りのないリプライを送るのもなんか違うし、「冷やし中華はじめました、みたいな感じだね!」と不謹慎なリプを送るほど、僕も非常識ではない。

とりあえず、彼のブログを一通り読んだ。

深刻な状況であることはある程度理解し、これは140文字で軽々しくコミュニケーションができるもんじゃないと判断。

ということで昨日、コンサドーレの神戸アウェイ遠征に合わせて、京都の病院に入院する彼を見舞いに行ってきた。

コンサドーレ札幌をこよなく愛する彼の力になるにはどうしたらいいだろうと色々と考えた結果、僕の高校の後輩であり、ミスターコンサドーレという愛称で親しまれる札幌の元選手、曽田雄志氏に経緯を説明して、「札幌のグッズをお見舞いの品として送ってほしい」とお願いして、それを持参した。

20130318曽田氏が普段着ていたウィンドブレーカー。

(ぶっちゃけ、僕自身が横取りしたいシロモノであることは内緒w)

僕もアシシ本と、読み終わった今季のコンサドーレのYear bookをお土産に持参。とても喜んでもらえた。

初対面の人を見舞いに行くなんて、当然初めての経験なわけだが、事前にツイッターでコンサドーレネタで何度かやり取りしていた関係だったので、すぐ打ち解けて、昔からの知り合いのように話ができた。

前日の神戸対札幌の現地ネタ、白血病の詳しい話、ヨルダン遠征の話、将来のこと、とりとめもなく2時間くらいお話しした。

普段のつらい闘病生活の中で、僕と話した2時間が、ちょっとした気分転換になってくれてればいいなと思う。

曽田氏のメッセージ同様、僕も最後に「今度はスタジアムで会おう」と声をかけた。

「またサッカーをスタジアムで見たい」という強い思いが、病を癒すチカラになればいいなと願う。そして、僕らフットボールファミリーがクラブや選手を応援するのと同じように、様々な形でサッカー好きな彼をサポートしていければいいなと。

彼のブログはこちら。ツイッターはこちら。彼を応援するFacebookページはこちら

近い将来、彼と札幌ゴール裏で「すすきのへ行こう」を肩を組んで歌える日が必ず来ることを、僕は信じている。

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