韓国でSIMカードを購入した結果…皆大好き不幸な話(2017年版のお得情報追記)

タイトルにある「不幸な話」は後述します。

「韓国 SIMカード」で検索流入が多いエントリーなので、2017年版の最新情報について、先に追記しておきます。

来週からサッカーの20歳以下ワールドカップを見るために韓国に渡るのですが、最新のSIM情報をFacebookのアウェイ現地参戦組コミュニティで質問してみたところ、日本でポケットWiFi借りるよりも、または現地でSIMカード買うよりも、リーズナブルな方法が別にある、という情報をゲットしたので紹介します。

韓国でも使えるSIMカードをAmazonで事前購入しました。4GBのデータ通信で、8日間有効で1,400円。1日あたり175円。

これは後述するポケットWiFiレンタルや現地SIM購入よりも安い!しかも、Amazonで事前に買えちゃうので、韓国入りしてからSIM買ったりレンタル屋さん行ったりする時間も節約できてダブルでお得かと。

当然ながら自前でSIMフリーの端末が必要です。そこら辺の通信ガジェットの揃え方については、弊書「ロジ旅」をご確認ください。

【Facebookで使用者から指摘があったので備忘メモ】
データパッケージ以外の残高が無いのでAISから頻繁に残高が無いのでトップアップしろというSMSが送られてくる(1日に30通くらい送られて来た)のでAISからのSMSをミュートしないと通知がかなりウザい。

ということで、2017年時点の韓国SIMカード事情をお届けしました。

続いて、3年前に現地ソウルでSIMカードをゲットするために悪戦苦闘したネタです。

(2014年)9月10日に韓国・ソウルに入り、10月3日まで長期滞在するので、外出先でもオンラインになれる環境を整えるべく、色々動いてみた結果、かなり悲惨な事態に陥りましたので、ここに報告致します。

人のトラブル話は蜜の味だと思うので、とくとご堪能くださいw

韓国にSIMフリー携帯を持ってきたので、現地価格で携帯通話ができて、かつデータ通信プランもセットになっているSIMカードを調べてみたら、EG SIMカードというところがデータ通信1GB&40分通話の入ったサービスを3万ウォン(約3千円)で販売しているのを発見(詳しくはこちら)。

早速そのSIMカードを取り扱っているコンビニに行ってみました。英語は全く通じませんでしたが、とりあえず3万ウォン払って、難なくSIMカードをゲット。

SIMカード

アクティベーションするべく、まずはこのSIMカードを自分が持ってきた海外携帯に刺してみたところ、何だかうまく刺さりません。

このSIMカードはマイクロSIMのサイズに切り離すことができるようになってたので、一旦マイクロSIMのサイズで取り外してみて、再度刺してみました。

SIMカード

こうやって、通常SIMのサイズからマイクロSIMのサイズに切り抜くことができるんです。

この「判断」が、全ての元凶でした。

「ブラジルで使った時、マイクロSIMなんて買ったっけな。。」と疑問に思いつつ、軽い気持ちで試してみたところ。。。

SIMカード
奥の方に刺さって、取り出せなくなったやないけ!!щ(゚Д゚щ)

「ほらやっぱり、単に接触悪いだけで、通常のSIMカードのサイズで良かったんだよ。。」と悪態つきつつも、とりあえずつま先の尖ったもので必死になってぐりぐり取り出そうとするものの、どんどん奥の方に刺さってく。。

「墓穴を掘る」とはまさにこれ。。_| ̄|○

ここまでの作業はコンビニレジの脇でやってたのですが、コンビニ店員は英語が全く話せず、コミュニケーションがままならないので、数時間前に立ち寄った別の携帯屋さんに泣き寝入りすることに。

そこには英語が流暢に話せる韓国人店員がいたので、事の経緯を話したら、お金になるわけでもなんでもないのに「4隅にあるネジを回して、分解してマイクロSIMを取り出そう」と提案してくれました。

そのお店にあった小さいドライバーで取り外そうと試みるも、ネジとサイズが合わず、うまくいきません。。何分か悪戦苦闘するも埒があかないので、近場の金具屋さんを紹介してもらいました。あそこならドライバーセット売ってるかもしれないと。ってことでさくっとそのお店に行ってみたら、

SIMカード
アッタ━━━(゚∀゚)━━━!!

3千ウォン(300円)で購入して、さっきのショップに戻って作業再開。

4隅のうち3つまではうまく外せたのですが、ラストのネジ(右下)がどうやっても取れない。。

SIMカード

指が痛くなる程に力入れてやっても、うんともすんとも言わない。そうやっているうちにネジが摩耗して、ネジ穴がほぼ丸くなってしまって、どうやってもネジが回らない状態になってしまいました。。あと1個なのに。。_| ̄|○

万事休す。次の代替案に切り替えようということで、そこの店員に「カムサハムニダ!」とお礼を言い、おうちに戻りました。

僕は何かトラブルがあった時のために、旅のガジェットは代替器を持参するようにしているんです。

20140913_16

デデーン!!!(≧∇≦)

さっき買ったSIMカード(3千円)、ドライバーセット(3百円)、SIMカードが奥に刺さって取れなくなった海外携帯(もらいもの)は犠牲になりましたが、新たにSIMカードを買ってこの代替器に刺せば使えるはず!

ということで、さっきのコンビニに行って2枚目を買い、ちゃんとSIMカードが刺さることを確認して、別の端末からアクティベーションを完了。APN設定も終えて、いざ通話してみようとしても、うまく繋がらず。スカイプアウトを使って、その韓国の携帯番号にかけてみても、繋がらず。。

一体どういうことだってばよ!

ということで翌日、明洞にあるEG SIMカードを取り扱っている正規店に行ってみることに。色々と調べてみてもらったところ、アクティベーションもAPN設定も問題ないが、この端末に問題があると判明。このSIMフリー携帯の周波数は韓国ではカバーしていないという回答。。_| ̄|○

結果、SIMカード×2(6千円)、ドライバーセット(3百円)、計6,300円がムダ金に。。

最終的に、携帯通話はできませんが、明洞にある通信会社のポケットWiFiレンタルサービスで、1カ月料金59,000ウォン(5,900円)でポケットWiFiを借りてきました。携帯通話はできなくても、今やLINEで無料通話できるので、特に問題はないかと。

こんなことになるなら、最初からポケットWiFiのレンタルサービスにしとけば良かった。。韓国滞在の3週間ちょっと外出先オンライン環境確保のために、総額12,200円も突っ込んでしまいました。それよりもほぼ丸1日を無駄にした方がもったいなかった。

普段の生活って、何かミスしても大体Ctrl+Zキー(「元に戻す」のショートカット)が使える状態が多いじゃないですか。財布を家に忘れても、取りに戻ればいいし、暴言吐いて喧嘩しても、謝って仲直りすればいい。

でも、「物理的に取り返しがつかなくなる」という状態も少なからずあるわけで、その判別がうまくできないと致命傷と成り得る、というのが今回得た教訓です。

そういった、「Ctrl+Zキーが効かない」事態に遭遇した時、ちゃんとイメージして、危険を予知できるかが重要。肝に銘じます。また旅人レベルが上がりました!

こういった旅先のトラブルを読んでメシウマな人は、僕が世界一蹴の最中に書き溜めた「世界でトラブル」ネタを読むといいですよ!

最後に宣伝。

海外旅行が好きな人必読の電子書籍を出版しました。海外旅行を個人手配するノウハウをまとめた本です。SIMフリー端末の選び方や、海外でのSIMカードの買い方も解説しています。

海外旅行の計画の仕方や節約術、海外での防犯対策など、私の10年間に渡る旅人ライフで培った経験を凝縮しました。近々海外旅行に行く予定の方は是非お読みください。

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