「日本代表愛」に目覚めて今日で丸10年 僕が人生のレールから脱線した切っ掛けとは?

今日は、僕が人生で初めて、サッカー日本代表を追い掛けて海外の国際大会に現地参戦した日から、ちょうど10年という節目の日です。

2005年6月19日 ドイツコンフェデ杯 日本1-0ギリシャ @ヴァルト・シュタディオン(フランクフルト) 得点者:76分大黒将志

この「初体験」は、とにかく衝撃的でした。

欧州特有の突き抜けるような青空とカラッとした天気、国際大会ならではのフェスティバルのような高揚感、サッカー専用スタジアム独特のオモチャ箱の中にいるようなワクワク感。

今でこそ何百試合と海外でサッカーを見ているので、変に慣れてしまって毎試合新鮮味を感じることはないですが、10年前の初体験のインパクトは今でも鮮明に思い出せます。

当時は何もかもが初めての一人旅で(欧州も初上陸)、どこに日本代表サポーターの太鼓がいるのかとかよくわからず、とりあえず現地で仲良くなった日本人数人と一緒に観戦していた記憶があります。

20050615フランクフルトの街を歩いていたら川口能活と遭遇したので、記念撮影もしました。どちらもまだ20代ですw

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なぜコンフェデ観戦の一人旅に出掛けたのか?

話を少し戻して、なんでコンフェデ杯を見に行ったかというと、ホントたまたまなんです。2005年の4月から新入社員研修の社内講師をやっていて、その研修が6月中旬に終わり、その後2週間有給休暇を取るように会社側から通達されていたんです。

で、5月くらいにコンビニの雑誌コーナーでたまたま手に取った週刊誌で(たしか週刊SPA!だった気がする)、コンフェデの2ページくらいの特集があって、日程見たら自分の有給期間と一致するのを偶然発見したのが切っ掛けでした。

それまでは日本代表の国内の親善試合を1回国立で見た程度のにわかファンだったんですが、その時はびびっと感じるモノがあって、じゃ一人で初欧州行ってみよう!と思い立ったのでした。

僕の人生を狂わせる運命の一言

ギリシャ戦に続いて、3日後にケルンで開催されたブラジル戦にも参戦しました。

20050619ブラジルのハチマキを巻いたドイツ人と記念撮影

グループステージ突破をかけた戦いは、前回のW杯王者相手に2-2の接戦を演じたものの、惜しくも得失点差で決勝トーナメント進出を逃しました。

決勝トーナメントも見れる日程で欧州旅を組んでいた僕は、この試合で日本代表のコンフェデ杯が終わってしまった喪失感にうなだれて、スタジアムからの帰り道、現地で知り合った日本人に何度も何度も「悔しい悔しい」と口にしていました。

そこでその日本人は何気なく、こう答えたんです。

「この悔しさを来年のワールドカップ本番で晴らせばいいんだよ」

これが僕の人生を狂わせる、運命の一言でした。ある大会を敗退しても、また次の大会がやってくる。日本代表の戦いはいつまでも続く――。この「気付き」が僕のブログのタイトルになっている「Endless Journey」、果てなき旅路の原点です。

そして翌年に「ワールドカップ退職」を敢行し、新卒で入社して6年勤めた会社を辞めました。それから今までずっと、「半年仕事・半年旅人」のライフスタイルを続けているわけです。当時はここまでサッカーにのめり込むとは想像だにしていませんでした。人生とはわからんもんですw

どうやってワールドカップ退職をしたか、「半年仕事・半年旅人」はどうやって始めたのか?などの続きの話に興味のある方は、この本をお読みください。

ちなみに出版社側の在庫がなくなったらしく、アマゾンの方の在庫入荷はもうないそうです。3年前の書籍なので重版もしないと言われました。。

「半年仕事・半年旅人」の話については、帰国後のアシシ講演会でもお話しする予定です。7月11日土曜夜に大阪で開催予定です!詳細はこちら

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村上アシシのプロフィールはこちら。(先日更新しました)



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