コンサルのデータ解析のノウハウを知りたい方向けの本をご紹介

アクセンチュア時代の同僚が書籍を出版したので、書評を書きます。

雑談ですが、コンサルティング会社に入社すると新人研修の段階から

  • 抽象より具象
  • 定性より定量
  • 相対より絶対

ってのを徹底的に叩き込まれます。

例えばコンサルの現場で「その作業、何時に終わるの?」と上司に聞かれた新人が「あとちょっとです!」とか答えると怒られます。あと10分で終わります、も駄目ね。絶対指定で◯時×分で回答するのが正しいコミュニケーション。

そんな些細な話は置いておいて、何かしらの検討をしている際に、上司の駄目出しの決まり文句は「で、ファクトは?」というのが多いです。

「その意見を裏付ける証左となる数字を示せ」ということなんですが、こんなんばっか言われてるともう、コンサルタントは大概データ中毒になりますw

ってことで、そんな数字に毒されてしまった前職同僚がデータ分析専門の会社を起業して、こんな本を出版しました。

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コンサルタントがどうやって数字を元に仮説を立てて、それを何度も検証しながらアウトプットに繋げているかのHow toをまとめた書籍です。

例えば僕の場合、Yahoo!個人のコラムの半分くらいはデータ解析の記事なんですが、大体この本に書かれているのと似たお作法で仮説検証しながら執筆しています。

昨年11月の月間MVPを獲った下記コラムも、コンサルタントとしてのアプローチが実った記事かと。

2015年のJリーグの「平均観客数」を徹底分析 前年より動員が増えた要因とは?

ということで、僕らコンサルタントがどういった手法で、数字を使いこなして成果に繋げているか、頭の中を覗いてみたい人は、是非手に取ってみてください!

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