8月10日、手倉森ジャパンにピリオドが打たれました。僕はこの世代を4年前のU-19アジア選手権の頃から追い掛け続けてきたので、特に思い入れのあるチームでした。
それなのに、チームの解散の仕方があまりにもあっけなくて、気持ちの準備ができてなくて(だって試合には勝ったんだし準備のしようがない)、試合が終わった直後はずっと心ここにあらずといった感じでした。
「え?マジでこれで終わりなの?うちら試合に負けてないんだけど!」という感情は、6年前の南アW杯のベスト16でパラグアイ相手にPK戦で負けた時と似たような感覚。
そういう意味では、試合から2日経った今改めて思うのは、『試合に負けてないのに敗退』という理不尽な経験を、こうやって現地で積み重ねていくことで、僕らサポーターも強くなっていくんではないかと。ある意味、この「勝ったのに負けた」という貴重な経験は、現地参戦サポならではの『勲章』と呼んでもいいのではないかと。
そうやってこの挫折を糧にしていかないと、僕らは前に進めない気がしたので、敢えてポジティブにブログを書くことにしました。
試合に勝って大会を終えるなんて、まるで優勝したチームみたいじゃん!とバカみたいに自分に言い聞かせることにします。そうやってネタに昇華しないと、やってられないくらいにつらい終わり方でした、はい。
ということで、8月10日の終戦を写真で振り返ります。
湖越しにアレーナ・フォンチ・ノヴァを撮影
スタジアムへ続く道に掲げられたブラジル国旗
あいほんのパノラマ機能で撮影
マナウスの2戦でことごとく持ち込めなかった太鼓ですが、さすが音楽の街サルヴァドール。日本人宿から借りてきた小型の太鼓、警備員に理解があって持ち込めました! pic.twitter.com/AtFpggctHg
— 村上アシシ@ブラジル (@4JPN) 2016年8月10日
今日も日の丸ハチマキ大作戦やりました
今日のサルヴァドールの試合は、日本対スウェーデンとブラジル対デンマークのダブルヘッダーのため、チケットは売り切れてるんですが、ブラジル人は1試合目を見に来ない模様w #daihyo pic.twitter.com/q57YTXdt2z
— 村上アシシ@ブラジル (@4JPN) 2016年8月10日
ボランティアスタッフと
今日のダジャレゲーフラは合格かなと。 #daihyo pic.twitter.com/nP9IObQTIv
— 村上アシシ@ブラジル (@4JPN) 2016年8月10日
ブラジル人美女
キックオフ20分前にバックアップメンバー、スタッフ含め円陣。勝つぞおおおおお! #daihyo pic.twitter.com/8XIDShv8CF
— 村上アシシ@ブラジル (@4JPN) 2016年8月10日
国歌斉唱
試合内容と試合後のゴール裏の様子は、昨日Yahoo個人のコラムとしてあげたので、未読の方は是非。
ブラジルで現実逃避していたいんですが、頑張って執筆しました→
勝利の末の敗北 手倉森ジャパンの終焉に思うサポーターの存在意義(村上アシシ) – Y!ニュース https://t.co/FlMhvMcVPF #daihyo— 村上アシシ@ブラジル (@4JPN) 2016年8月12日
本当にやり切れない「終わり方」でした。
試合の翌日、サルヴァドールからサンパウロに移動してきました。20日男子サッカー決勝と21日閉会式を観に2泊3日でリオに飛ぶまでは、当分サンパウロで生活します。
ちなみに、ブラジル入りして3戦目にして初めて太鼓を持ち込めたんですが、どうやって持ち込んだかってネタをツイッターで呟くと大体炎上するのが目に見えているので、8月28日日曜夜に都内で開催するリオ五輪帰国報告会でお話しします。詳細はこちら。
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