シュトラウスは朝日杯FSを勝てるのか? 一口出資者が徹底解説

一口馬主を始めて5世代目で、出資馬がGⅠに初めて出走します。

出走するのは先月、出世レースと言われるGⅡ東スポ杯2歳Sを制覇したシュトラウス。

今週末、12月17日(日)15:40発走のGⅠ朝日杯フューチュリティステークスに出走予定です。

GⅠともなると、各紙で毎日のようにシュトラウスに関する記事があがってきているので、相当な注目度だなと実感します。

ということで、ずっとつぶさに出資馬の情報を追い続けている当事者として、シュトラウスの情報をまとめてみます。

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典型的なピンパーの馬

出落ち感ありますが、正直に言います。仮に自分がこの馬に出資していなかったら、馬券ではあんまり買いたくないタイプの馬ですw(同じ出資者の方、失礼をお許しください)

というのも、今までシュトラウスは3戦してますが、全レースで序盤、騎手の言うことを聞かずに、掛かっている馬です。つまり、程度の問題はあれど、100%掛かる馬なんです。

こういった気性の問題を抱えた馬って、安定感ないじゃないですか。

武井調教師曰く、「気性が難しいのではなく、前進気勢がすごく強い馬」らしいですが、こういう馬って当日の気分次第で、しれっと馬群に沈んだりするので、軸にはしづらいですよね。。個人的には「ピンかパーの馬」だと思っています。

とはいえ、3戦全部掛かってるのに、3戦2勝3着1回と、全レースで馬券内に来ているのはポテンシャルのなせる業かと思います。

あとは世代最強のライバルが集うGⅠという舞台で、「掛かっても馬券内」という神業を再度繰り出せるか、そこが問題かと思っています。

シュトラウスの懸念点

鞍上はレーン→ルメール→モレイラと来て、今回はマーカンドが乗ります。

ルメールも今回、シュトラウスに再度乗る選択肢があったはずなのに、ダノンマッキンリーの方を選んだ点が気になります。

気性難の馬をルメールが乗りたがらないのか、ルメールの代理人がダノンの方が勝つ可能性高いと判断したのか、真相はわかりませんが、今年GⅠ勝ちまくっている絶好調のトップジョッキーがシュトラウスを選ばなかった点が気掛かりです。

また、マーカンドとシュトラウスの相性がいいのかも懸念点。マーカンドは剛腕タイプの騎手で最後の直線、すごい脚で追い込んでくるイメージなんですが、気性難の馬をなだめてうまく折り合わせるイメージがあまりないです。。杞憂に終わるといいですが。

更に、4戦目で関西初輸送という点も、気性面に影響を与えないか心配です。対策として水曜に美浦で追い切って、木曜に輸送して、金曜土曜と栗東でガス抜きして挑むと調教師が言っています。対策が功を奏すといいのですが。

シュトラウスの良い点

今まで3戦ともに東京で走ってますが、調教師曰く、左にモタれる傾向にあるので右回りの阪神は逆に良いかもしれない、という評価です。

1月生まれのシュトラウスにとって、朝日杯FSは相性の良いレースのようです(↓)。

阪神競馬場は現時点で土曜まで雨予報で、日曜は晴れ予報。仮に雨予報がずれこんで、馬場が渋ったら、シュトラウスにとっては大歓迎です。不良馬場だった新馬戦で9馬身差の圧勝をしているので、重馬場大得意です。

シュトラウスは6月東京開催の最初の新馬戦芝1600mでデビューしました。毎年、このトップバッターの枠はノーザンファームで同世代が何百頭といる中で、一番仕上がりの良い馬が選ばれる枠で、今年はシュトラウスでした。結果は9馬身差の圧勝。

11月には2歳馬なのに、美浦の新坂路で最速タイとなる50.9秒を叩き出しており(記事はこちら、とにかく「調教駆け」する馬です。

そして今日の最終追い切りで、そのレコードをまた更新するタイム50.4秒を叩き出しています。

練習通りに走ることができれば、確実に世代ナンバーワンのはずなんです。

まさに自分との闘い。気性面をコントロールすることができて、自分の能力を100%出し切れれば、必ずや先頭でゴールを駆け抜けてくれると僕は信じています。

阪神競馬場で観戦予定

レース当日は家族総出で、東京から阪神競馬場に遠征予定です。4歳児を楽しませるために、USJにも行く予定です。

本気でレースを当てたいなら、馬券はパドック、本場馬入場、返し馬までしっかりシュトラウスの荒ぶり具合を観察・吟味してから、発送直前に買うべきかと思います。それくらい、当日の気性面がキーになってくる馬だと思います。

ということで、シュトラウスの情報を整理してみました。皆さんのGⅠ予想の参考になれば幸いです。

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