【書評】4月から開始された電力自由化 初心者におすすめの入門書はこれだ!

2016年4月1日から日本で遂に、電力小売りの完全自由化が施行されました。

色んな業界で規制緩和が進んでいますが、とうとう電力業界にもそのうねりが来た格好です。この「変化」に僕ら消費者はどのように対応すべきかを指南する書籍が現在、ちまたに溢れていますが、先日僕が読了した本を紹介します。

20160405_01

かんたん解説!! 1時間でわかる 電力自由化 入門という書籍です。

僕の前職、アクセンチュア時代の同期が執筆した入門書です。Kindleだと540円、紙の本だと1,080円です。1時間でさらっと読めるので、電力自由化の概要と、僕ら消費者はどういう選択をすべきかを知りたい方はご一読ください。

著者が元コンサルなので、非常にわかりやすい文章です。逆に初心者向けに視点を落とし過ぎじゃない?って心配になるくらいに懇切丁寧に解説しています。

更に、著者はアクセンチュア時代に電力会社のコンサルティングを行っていて、最初は外部の人間として電力業界に関わっている点も、初心者向けの書籍を執筆する上で役に立っていると思われます。

ほら、ずっと業界内に居る人だと、初歩的な情報を勝手に「既知のこと」と見做して説明を省いたりするじゃないですか。そういう点がないのが、この本の良いところです。

後半部分では、最近話題のIoTと電力自由化の関連性を解説したり、元コンサルらしく日本の電力業界に提言をしたり、初心者が段々と知識レベルを中級者に上げていけるような論理展開がなされています。

スポンサーリンク

北海道コンサドーレ札幌も電力事業に参入

僕のブログの読者には北海道コンサドーレ札幌のサポーターが多いんですが、株式会社コンサドーレもエゾデンという電力会社を立ち上げました。野々村芳和氏もエゾデンの副社長に就任しています。

コンサドーレサポーターは、この電力自由化でエゾデン一択で良いと思います。何せ、普段垂れ流してる電気代という固定費を、我らが愛するコンサドーレのスポンサーに直接「上納」できるんですからw

そうはいっても、まずは電力自由化の基礎知識を学ぶ上で、この入門書を読むのをおすすめします!

普段Kindleとか使ったことないって人は、スマホやPCさえあればKindle読めるんです。詳細はこちら

——
村上アシシのプロフィールはこちら



Instagram

タイトルとURLをコピーしました