コートジボワールの田舎町で裁判に参加した話

2010南アフリカワールドカップ出場32カ国を巡る世界一蹴の旅を10年前と同じ日付で振り返るシリーズ。

2009年11月22~26日とコートジボワールに滞在していました。

世界一蹴とは何ぞや、を説明した記事はこちら↓

これで出場32カ国のうち、日本、オーストラリア、南アフリカ、韓国、北朝鮮、オランダ、スペイン、ドイツ、フランス、スイス、イタリア、イングランド、ガーナ、コートジボワールと14カ国訪問達成。

隣国ガーナのアクラから、コートジボワールのアビジャンまで、14時間の長距離バスに乗車して、陸路で越境しました。陸路で国境を超えたのはこの旅で中国→北朝鮮に続いて2度目。

コートジボワールはあまりにも情報がなかったため、ネットで色々と検索したところ、コートジボワールに住みながら日本語でブログを書いているナツノという日本人女性を発見。

怖いもの知らずの僕らは、ブログ経由で連絡を取って旅の趣旨を伝えて初対面なのに現地を案内してもらう、という突撃スタイルを実行w

ということで、彼女の人脈にのっかって、アビジャンから車で数時間かけて移動して、知り合いがいる田舎町を案内してもらいました。


子どもが荷物をこんな感じで運んでるんですよ。

子どもたち用のサッカー場。

大人たちに近場の川で船出してもらいました。これはやばかったw

なぜか町の裁判に参加させられることに。フランス語なのでまったくわかりませんでしたが、ナツノに通訳してもらったところ、ある人間が家賃を滞納したらしく、それに関して訴えられ、村の長老が判決を下す、というもの。

そこには弁護人や傍聴人たちも同席しており、陪審員なのか発言権がある人たちもいました。この裁判も、国家の自治の一番地方レベルに当たるもので、正式な社会システムの一つなのだとか。

そもそも日本人が観光でまず行くことはない西アフリカの田舎町で裁判に参加するとか、どんだけ貴重な経験なんですかとw

この町の訪問風景を動画に撮ってあります。興味のある方はご覧ください。

アビジャンに戻ってナツノの紹介でなぜか現地の高校生世代のサッカークラブの練習試合に二人そろって参加させてもらいました。ナツノの人脈、おそるべし。。

今考えると、よくもまあこんな身体能力鬼の高校生相手に、世界中旅しながらフルコートサッカーやってたなと。。

次はまた南アに戻って組み合わせ抽選会のパブリックビューイングです。



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