先週金曜日に、僕の母校である札幌南高校で講演をしたんですが、冒頭の自己紹介の際に「僕、北海道コンサドーレ札幌のスポンサーもしてるんですが、ひとつ質問です。コンサドーレの試合を厚別とか札幌ドームとかに見に行ったことある人、挙手」とアンケート取ってみたんですよ。
講演の模様はこちら↓
受講者のメインは1年生だったんですが、15歳そこらでコンサドーレの「現地観戦」となると、まずはやっぱり親に連れられて行く形が大多数だと思います(高1で自分でチケット買って自力でスタジアム行くってのは、敷居高すぎかと)。
つまり、親がコンサドーレのサポーターか否かってのが重要なポイントになるかとは思うんですが、僕はせいぜい10%そこらかなと思ってたんですよ。
仮説としては、札幌市民190万人として、1年に1回以上スタジアムに行く人って20万人くらいかなと(つまり札幌市民の約1割)。
予想を上回る数の学生が手を挙げてくれた
で、アンケート結果はというと、予想の倍をいく約20%の人達が手を挙げてくれました。
個人的には、ここ数年で道内のマスメディアにおける露出度は飛躍的にアップしましたし(地上波中継やりまくったり、SNSもマスコミのコンサ専用アカウントが増えてきたり)、その成果が段々と数字に出てきているのかなと。
とはいえ、残りの8割の学生はそもそもコンサドーレの試合を生で見たことがない人達。そもそも「現地観戦」という敷居を超えていない若者が80%もいるという事実は、ポジティブに捉えればコンサドーレの伸びしろは無限大と解釈することもできます。
僕は以前から若者向けのマーケティングを強化すべきと、札幌のフロントには何度も何度も提言しています。
「生涯の趣味=サッカー観戦」になるポテンシャルを持っている10代の若者に対して、もっともっと訴求力のあるマーケティングをぶちかましていってほしいなと思う次第です。
来年は南高のひとつ下の後輩、曽田雄志氏がこの六華ゼミに登壇すると思うので、彼にその「訴求」は任せたいなとw
以上!