人生にはいくつかのターニングポイントが存在する。
僕にとっての人生の分岐点は、2005年のドイツコンフェデレーションズカップのブラジル戦だ。
初めての欧州ひとり旅で、とんでもない試合を生で観てしまった。
無念の引き分け(2-2)で準決勝進出とはならなかったが、後一歩のところまでブラジル代表を追い詰めた日本代表の雄姿に僕は魅了されてしまった。
この試合を切っ掛けにして、サッカー日本代表のサポーターとして世界中を飛び回る人生が始まった。
仮にこの試合が0-5とか一方的に蹂躙されるような試合内容だったら、僕は翌年「ワールドカップ退職」をしてまで現地参戦していただろうか。
当時はあくまで、にわかファンとして観に行っていたので、ミーハー気質の僕は「サッカーつまらん」とそっぽをむいていたかもしれない。
そういう意味で、このブラジル戦で全得点に絡んだ中村俊輔の活躍がなければ、10年以上もサッカー観戦にどっぷりハマる僕の人生は存在しなかったと言っても過言ではない。
中村俊輔の生き様を見て人生が変わった
中村俊輔引退か…。2009年出版「夢をかなえるサッカーノート」のあとがきにこんな一節があった。彼のサッカー哲学を表している一文。 pic.twitter.com/ng5bb3p4no
— 村上アシシ (@4JPN) October 16, 2022
この文章(↑)にあるように、僕も彼の生き様を見て、影響を受けた人間のひとりだ。
サッカーに対して愚直なまでに向き合い、ここまで向上意欲に溢れたプロサッカー選手を僕は他に見たことがない。彼の書籍を読んで、夢との向き合い方について学んだ。
彼ほどのスーパースターだと、「中村俊輔のおかげで人生が変わった」という人はごまんといるだろう。
それほどの影響力を持った選手と言えるが、「中村俊輔のおかげで今の人生がある」エピソードのひとつとして、駄文を書き残しておく。
中村俊輔選手、長い現役生活お疲れ様でした。これからのセカンドキャリアも応援していきます。
2005年コンフェデ杯ブラジル戦が終わった直後に書いたブログ↓
2009年代表のオランダ遠征時に撮った動画。たくさん俊輔映ってます↓