昨日、モンサンミッシェルに到着して数時間後、実家札幌にいる愛犬ムクが息を引き取ったと、連絡がありました。
僕が大学1年生の頃に飼い始めた犬でした。享年16歳。大往生だと思います。よくここまで生きてくれました。
昨夜ひとりで、ノートPCやあいほんに入っている昔の写真や動画を見ながら、ムクの死を偲びました。
まだ元気だった頃の凛々しいムク。
ソファーのヘリに登って、ずっと外の様子を眺めてるのが、彼の日課でした。
名前の由来は毛が伸びるとムクムクになるからです。
ちなみに犬種はヨークシャテリアとポメラニアンのあいの子です。見た目はヨークシャテリア、性格はポメラニアンに似たように思います。
「お散歩」という単語に過剰に反応する無垢なムク動画
この動画を昨晩、何回も再生して、涙が止まりませんでした。。
氷点下の真冬でも、服を着て散歩に出かけてました。
ムクと真冬のお散歩動画。3:50くらいの愛らしいシーンがもう、涙のせいで見れません。
ここ1~2年で、白内障が悪化して目が見えなくなり、耳も遠くなってました。
目が見えないので、臭いだけでパグの気配を察知し、近づくムク。
海外にいる時はよくムクとスカイプしてました。
耳が遠くなっても、僕が大声でスカイプ越しに「ムクーーー!!」って呼んだら、こっちを見るんです。
病院に連れてきたら、いちいちこういう表情するんです。
最後のお別れになってしまった2012年8月24日の写真。
今年の春くらいから、ソファーの上に自力でジャンプできなくなり、この夏には時々お漏らしをするようになり、段々と弱ってきているのを帰省するたびに感じていました。
今年の夏、散歩の途中で疲れて、地べたに寝転がるムク。
一週間前、出国直前に東京から実家とスカイプをした際、「ムクは?」と聞いたら「寝てるよ」とカメラを動かして、横になってる姿をPCモニター越しに見れたのが最後でした。
ここ1~2日、エサを食べなくなり、スポイトでスープを口元に運ぶ形で栄養を与えていたそうです。最期はうちの母親と添い寝しながら、両親に看取られて、逝ったそうです。
最期まで愛情持って看病をしてくれた実家の両親に感謝します。ありがとう。
ここんとこずっと覚悟はしていたのですが、やっぱり寂しいです。
元々来るかどうか迷っていた聖なる地、モンサンミッシェル。死期が近づいたムクが「俺天国逝くからアシシ、お前行ってきてよ」と背中を押してくれたのかもしれません。
とか書いてたら、もう涙が止まりません。。。。。
10月12日のフランス戦まで喪に服させてください。すみません。