【ヨルダン戦現地観戦レポ】アンマンの悲劇

3月26日はヨルダンの首都アンマンで、ワールドカップ・アジア最終予選、ヨルダンアウェイ戦を現地観戦してきました。

ヨルダン戦観戦チケット。JFA公認の旅行代理店に3,200円払いました。

ヨルダン戦スタジアム入場前に、恒例のメディア対応w

ヨルダン戦ヨルダン人サポーターと笑顔で交流。

ヨルダン戦スタジアムに入って、ちょんまげ隊長ツンさんとワールドカップを掲げてみたw

ヨルダン戦ゴール裏は選手がアップで会場に入るタイミングで、ジャイアントフラッグを掲げました。

ヨルダン戦イロモノサポーター、大集合の絵w

ヨルダン戦「今でしょ」ゲーフラは、NHK BS1の中継で抜いて頂いたようですw

ヨルダン戦バックスタンドの上段には、スタジアムに入れないヨルダン人がフェンスによじ登って無料観戦してましたw

試合は皆さんご存知の通り、1-2で惜敗。この日でのW杯出場切符獲得はなりませんでした。

ヨルダン戦広告看板を乗り越えて、ゴール裏まで頭を下げに来た日本代表イレブン

今回は個人的な試合に関する総評を書きたいと思います。

0-2とリードされた時、僕はピッチにいる日本代表の11人をゴール裏から凝視してました。普段なら、手を叩いてオーバーアクションで皆を鼓舞する麻也が、失点に絡んでしまったショックを隠せないまま、終始うつむいていました。

川島はどちらかというと、味方を元気づけるというか、簡単に突破されたDFの連携面に怒っているようなリアクションのように見えました。

唯一、「次だ次!」みたいな感じでボディーランゲージでアクション起こしているのはキャプテンの長谷部だけでした。

いつもなら、こういった窮地に追い込まれた状況下でチームの精神的な支柱となるのは、「W杯優勝」を公言している本田△と長友の2人だったように思います。彼らはラテン系の人間かと見間違えるくらいに、両手を激しく動かしながら、味方を鼓舞するのが特徴。

しかし、ヨルダン戦は二人とも怪我で欠場。他のメンバーを見渡しても、大きな声で全員に声をかけるようなムードメーカーは、ピッチにはいない状態でした(長谷部はムードをメイクするというより、キャプテンとしてチームをマネージしている感じに見えました)。

スポーツにおいて、劣勢の中いかに気持ちを切り替えて、逆境を跳ね返していくかという部分は、メンタルの面が非常に大きいと僕は思っています。

本田△と長友の不在は、技術云々以上に、こういった窮地を脱する際の精神面の拠り所を失った部分で、非常に大きな穴となったように僕は思います。

5月下旬から始まる約1カ月に及ぶ日本代表の連戦には、是が非でもこの2人の復帰が必要かと。

ヨルダン戦試合翌日の新聞を大人買いしてきました。

この新聞は3月31日夜、東京・八丁堀で開催するヨルダン帰国報告会で、参加者に抽選で配ります。まだ参加申込受け付けてます。詳細はこちら

ちなみに試合後、スタジアム外で日本人サポーターが強盗、痴漢などの被害にあいました。その詳細レポートをドキュメンタリーチックにサッカーキングのコラムとして上げています。是非ご覧ください。

【現地レポート】威嚇、窃盗、痴漢…ヨルダンで受けたアウェイの洗礼

この緊迫した状況を知人が動画撮影していました。そのムービー、「携帯盗られた!」という叫び声で終了する、とても生々しい動画です。これも日曜の講演会で上映しますね。

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